| 機動戦士ガンダムDVD-BOX 2 | |
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ロボットアニメだけど、戦争アニメ。身長18メートルの有人機動ロボット・モビルスーツは兵器として、機械的に量産され、次々と戦場へとロールアウトされていく。ザク、グフ、ドム、ゲルググ。はい、これ基礎教養。だけど、兵器でありながらもモビルスーツは、あたかも人のようにくねり、ひねり、うねり、意思を持っているかのように動く。本来マシンである兵器に、人間のもがき、あがき、うめきが浮かび上がる。通じあった心をねじりつぶすように、兵器は無慈悲に殺戮を続ける。つまり、情念のフィルターこそがモビルスーツであり、兵器だったのだ。主人公の手を離れ、ガンダムがひとり歩き出す、最終回のラストシューティング。そこには人間が起こした戦争という情念がたどりついた、ありうべき結末だったんじゃないだろうか。というわけで、ぜひ必見の第25話から第43話
ガンダム最終回、「脱出」。これから始まる世界への脱出なのか?単なる敵地からの脱出なのか・・。1話から繰り広げられた戦いの終局は少年にとって、少年期からの脱出だったのかも知れません。その後に幸せな、実りある人生を得るための戦いの始まりでもあるのですが。
四半世紀の風雪に耐えたガンダムシリーズの原点がついにDVDで発売の運びとなりました。リアルタイム世代、平成ガンダム世代と新たなファンを開拓し続けてきた訳ですが、原点である本作は1979年放送時には衝撃的な番組でした。各地に出来たファンクラブ、アニメ雑誌の熱狂的な特集、そしてプラモデル・ブーム。おそらく50歳代の方も当時熱狂したファンだった人は「買ってみようか」と思っているかもしれません。裾野は広く、世代を越えたファンを獲得するにいたっています。
30代の直撃世代にとっては、当時を懐かしく甘酸っぱい思い出と共に思い出すかも知れません。前半をご覧になって、いただくと「ニュータイプ」という言葉が殆ど聴かれることがないのに気がつくと思います。
14話のマチルダ中尉の台詞に暗示されていますが、劇場版との違いを確認できるかも知れません。ガンダムの魅力は人の革新を描く物語ですが、本作をご覧いただくと、感情のぶつけ合いを強烈に感じるとおもいます。不安、ねたみ、喜び、悲しみ、劣等感、憎しみ、思慕。アムロが脱走する情けなさ、懐かしさと共に甦ります。後半では人類の進化であるニュータイプが鍵となってきます。光る宇宙でアムロが覚醒するシーン、あれは生命の誕生をイメージしています。精子に卵子がたどり着くイメージ。はからずもニュータイプという種の進化にたどり着いた・・、そんな風にも感じとれないでしょうか?
今はそれぞれのガンダムをみなさんがお持ちのはずです。私にとっては思春期に出会った強烈な残照です。それでは、時代の転換期に現れた傑作をみなさまもご覧下さい!
このガンダムの話の中には主人公のみならず、戦争で傷ついていく者や死んでいく者の思いや様子が垣間見れて、スケールの壮大さを感じます。宇宙戦艦ヤマトなんかもそうですけど、当時だからこそこういう魂の篭ったアニメを作れたんだろうと思います。それに引き換えSEED等、最近のアニメは主人公とその取り巻き数人だけで戦争をしているようなあまりにも薄っぺらい内容で商業的に成功させることしか考えてない様に見えるのが残念です。自分も昭和45年生まれですが、この初代ガンダムは10代の若者にこそ観て欲しいアニメです。
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相変わらず三人視点


